14.途中下車して温泉へ(3)-秋田内陸縦貫鉄道阿仁前田駅(クウィンス森吉)

駅ビルで本格的な温泉が楽しめる

列車の旅をしていると、ちょっと途中下車して温泉に入りたいなあと思う時があります。
列車の時間もあり、駅からあまり遠くへは行けませんが、今まで行った中で気に入った温泉をいくつか紹介したいと思います。
秋田内陸縦貫鉄道の阿仁前田駅の駅舎内にある温泉施設です。実は入浴するまでは駅ビルの温泉かと侮っていたのですが、いやいやなかなか本格的な温泉でした。
大浴場は源泉循環のようですが、小浴場と露天風呂(冬季は閉鎖)はまぎれもない源泉掛け流しです。お湯自体は無色透明ですが、実際に浸かっていると体が暖まるのが実感できます。
土曜日の遅い午後、私以外はすべて地元と思われる方ばかりでしたが、無料の貴重品入れもあり、途中下車でふらっと立ち寄るのにも最適の温泉です。




阿仁前田駅

駅ビルに温泉施設が入っています。

13.途中下車して温泉へ(2)-奥羽本線浪岡駅(浪岡駅前温泉)

黒色湯の源泉かけ流し

列車の旅をしていると、ちょっと途中下車して温泉に入りたいなあと思う時があります。
列車の時間もあり、駅からあまり遠くへは行けませんが、今まで行った中で気に入った温泉をいくつか紹介したいと思います。
奥羽本線浪岡駅から数分歩くと、道路沿いにごく普通の銭湯のような建物があります。ここが黒いお湯で有名な浪岡駅前温泉です。浴室もまさに昔懐かしい銭湯そのものの雰囲気ですが、おっと思わせるのが、大きなライオンの口から大量に注がれる透明度の低い黒色の湯で、これが湯船から溢れ出ています。

湯船に入るとまるでブラックコーヒーに浸かっているようで、泉質も肌にまとわりつくような感じでいかにも効きそうです。
東北は入浴料が安いところが多いのですが、こちらもまさに銭湯価格の350円。朝6時から営業していて、近くの方が羨ましい限りです。





奥羽本線浪岡駅

浪岡駅から徒歩数分の距離です。