22.映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ地・幾寅駅

映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ地・幾寅駅

高倉健主演の「鉄道員(ぽっぽや)」(浅田次郎原作)の物語の舞台となった「幌舞駅」は、実在する根室本線の「幾寅駅」でロケが行われました。
ロケのために改装された駅舎や、駅前には、映画内で「キハ12 23」として登場したキハ40の一部分(前頭部)が、設置・保存され、駅前の食堂などのロケーションセットも残されています。また、待合室内には映画撮影関連の写真や小道具、出演者のサインなどが展示され、映画ファンならずとも楽しめ、また懐かしい雰囲気を味わえます。
幾寅駅のホームは待合室を抜けて小さな階段で上がったところにありますが、この佇まいが映画の終着駅「幌舞駅」の雰囲気に合うということで、ロケ地に選ばれたとも聞いています。
平成28年8月の台風災害の影響で、根室本線の新得~東鹿越間は不通になっており、現在も幾寅駅には列車が通っていませんので、訪問するには車でなければ、バス(旭川~帯広間を結ぶノースライナーや占冠村営バス・南富良野町営循環バスがあるが、利便性は高くない。)か新得駅~東鹿越駅間を運行されている代行バスしかりません。


代行バスで降り立った幾寅駅だが、駅舎には映画での駅名である「幌舞駅」の名が。


待合室の中も映画一色


待合室の一角では映画撮影関連の写真や小道具、出演者のサインなどが展示されている。また、メイキングビデオも流されている。入場は無料


待合室にある時刻表も映画での時刻表


このホームにまたいつの日か列車が入ってくる時が来るのだろうか。正面に見えるスキー場は国設南ふらのスキー場


駅前の広場を取り囲むように映画のロケーションセットが保存されている。


だるま食堂のセット


駅舎を横から見たところ。便所も現役だが、「一生懸命掃除をしていますがどうして臭います。・・・駅の隣の南ふらの情報プラザの水洗トイレをご利用ください」と書かれている。


ひらた理容店のセット


駅に忘れた人形を取りにきた女の子と高倉健演じる駅長乙松が出会うシーンで使われた便所


これも映画で使用されたセットらしいが、何で使われたか、思い出せない。


映画で「キハ12 23」として登場したキハ40


一部分(前頭部)だけが設置・保存されている。


中にも入れて、


「鉄道員(ぽっぽや)」の出演者のサインが飾ってある。


北紡毛糸のホーロー看板が目立つ赤レンガ倉庫

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